ハイフォン市とスウェーデン王国間の再生可能エネルギー、デジタルトランスフォーメーション、グリーンシーポートの開発における協力強化

04/11/2025

(Haiphong.gov.vn) – 11月3日午後、ハイフォン市人民委員会のホアン・ミン・クオン副委員長は、サラ・モディグ副大臣率いるスウェーデン王国エネルギー・ビジネス・産業省の代表団を接見し、共に活動しました。また、スウェーデン王国駐ベトナム特命全権大使のヨハン・ンディシ氏も同席しました。

会議において、ホアン・ミン・クオン市人民委員会副委員長は、スウェーデン代表団のハイフォン市訪問と業務への参加を歓迎し、同市の社会経済発展状況について簡潔に紹介しました。

クオン市人民委員会副委員長は、ハイフォン市は現在、ベトナムの主要な工業、港湾、物流の中心地であり、北部重点経済圏の重要な交通拠点であると述べました。2025年7月1日にハイズオン省と合併した後、ハイフォン市は面積約3,200平方キロメートル、人口460万人を超え、経済規模は国内第3位の330億米ドルに達します。同市は11年連続で二桁成長を維持しており、2024年にはGRDPが11.01%増加し、紅河デルタ地域をリードする見込みです。

特筆すべきは、ハイフォン市が初めて4つの主要指標、すなわち省競争力指数（PCI）、行政改革指数（PAR指数）、住民満足度指数（SIPAS）、省グリーン指数（PGI）の全てで国内トップとなったことです。現在、ハイフォン市には1,740件以上の有効なFDIプロジェクトがあり、登録資本金の総額は500億米ドルを超えており、国際投資家にとって最も魅力的な地域の一つとなっています。

市人民委員会副委員長は、ハイフォン市は特に持続可能な開発、再生可能エネルギー、デジタルトランスフォーメーション、グリーンシーポート、近代的物流の分野において、スウェーデンのパートナーとの協力に大きな可能性を秘めていると強調しました。同時に、ハイフォン市へのスウェーデン企業の投資拡大への期待を表明し、市政府は協力、信頼、透明性、そして長期的な発展の精神に基づき、常に企業を支援していくと述べました。

スウェーデン側では、サラ・モディグ副大臣がハイフォン市の指導者らの温かい歓迎に感謝の意を表し、スウェーデンはハイフォン市のグリーン化プロセス、持続可能な港湾インフラ、スマート物流、環境に配慮した公共交通システムの構築を支援する用意があると表明しました。

モディグ副大臣は、今回の訪問は、先日のファム・ミン・チン首相のスウェーデン公式訪問の際に署名された、科学技術、イノベーション、デジタル変革の分野におけるスウェーデンとベトナム間の分野別戦略的パートナーシップ協定の実施に関する議論を促進する重要な機会であると述べました。

現在、スウェーデンはハイフォンで3件のFDIプロジェクトを運営しており、総資本は4,800万米ドルを超えています。中でも、蓄電池製造プロジェクトは持続可能なエネルギー開発において非常に重要な意義を持つと考えられています。さらに、ハイフォン市商工局とヨーテボリ港（スウェーデン）は、グリーンでデジタルな物流システムの構築に向けて、双方の協力を積極的に進めています。